Translate

2016년 8월 29일 월요일

<埼玉少年殺害>全員が暴行認める 5人の役割追及

 埼玉県東松山市の都幾川河川敷で同県吉見町の井上翼さん(16)が遺体で見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された少年5人のうち唯一容疑を否認していた1人が暴行への関与を認める供述を始めたことが捜査関係者への取材で分かった。県警は、5人全員が井上さんに執拗(しつよう)な暴行を加えたとみて、役割や関与の度合いなどを慎重に調べている。

 県警によると、東松山市在住の15歳の少年は逮捕直後の調べに対し、「その場にいただけで何もしていません」と否認した。捜査関係者によると、その後の調べでこの少年も「暴行した」などとする供述を始めたという。


 県警は、5人のうち、17歳の最年長の少年と、24日未明に出頭して最初に逮捕された16歳の少年の2人が事件を主導したとみているが、他の3人も暴行に関与しているとみて追及してきた。16歳の少年は当初「1人で殺害した」と説明していたが、5人全員が事件への関与を認めた。


 また、5人の一部は「(井上さんを)全裸にして暴行していたら、けいれんして動かなくなった」とも供述。遺体には皮下出血の痕があり、長時間にわたって殴る蹴るの暴行を受けたほか、川の水に顔を押しつけられる暴行も受けたとみられる。


 川越市在住の15歳の少年の祖母によると、この少年は逮捕前、「先輩に『ここ(現場)にいる限りお前も同罪』と言われ、俺も殺されると思って(井上さんを)1発蹴った。『これ以上やるとやばいから、やめたほうがいい』と言っても聞き入れられず、途中で同級生と逃げてきた」と話したという。県警は、暴行後の個々の行動についても慎重に調べている。


 井上さんの遺体が発見されてから6日目となる28日も河川敷では、線香を供えて手を合わせる人の姿が見られた。【和田浩幸、安藤いく子、遠藤大志】